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プロテインバーがダイエットに意味ない3つの理由|罪悪感なく食べられる美味しいものも紹介

「プロテインバーなら罪悪感なく食べられるはず」と期待しつつ、本当にダイエットの助けになるのか疑問を感じていませんか。

ダイエットはストレスを生みやすく、その反動で食べ過ぎてしまう人も少なくありません。

そんなときに、手軽で美味しいプロテインバーは魅力的に見えますよね。

しかし、選び方や使い方を誤ると、糖質やカロリーの摂り過ぎにつながり、ダイエットの足を引っ張ってしまう可能性があるのです。

そこで本記事では、プロテインバーがダイエットに向かない理由と選び方、上手に活用するためのポイントを紹介します。

さらに、ストレスが溜まったときでも罪悪感なく食べられる代替食品を紹介するので、ぜひ活用してください。

この記事でわかること

  • プロテインバーがダイエットに意味ないといわれる理由
  • ダイエット中のプロテインバーの活用法方
  • ダイエット向けのプロテインバーの選び方
  • ダイエット中でも罪悪感なく食べられる美味しいもの

プロテインバーがダイエットに意味ない3つの理由

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プロテインバーがダイエットに意味ないとされる理由は以下の3つです。

  • 糖質が多い
  • 美味しくて食べ過ぎてしまう
  • 腹持ちが悪い

一見するとダイエットの味方に思えるプロテインバーも、実は注意して使わないと逆効果になることがあります。

まずは、プロテインバーに隠れた弱点を理解するところから始めていきましょう。

理由1.糖質が多い

プロテインバーはダイエット向け食品として人気ですが、実は糖質が多く含まれています。

市販のプロテインバーの多くは、1本あたり10g前後の糖質を含んでいるのです。

カロリーは1本あたり、200kcal前後のものがほとんど。

これでは、活用法によってはダイエットどころか太ってしまう可能性があります。

理由2.美味しくて食べ過ぎてしまう

最近のプロテインバーは、チョコレート味やキャラメル味など、お菓子のように美味しい商品が増えています。

ダイエット食品なのに、ついつい2本、3本と手が伸びてしまう人も多いでしょう。

筆者もたまに買いますが、美味しすぎて連続で2本食べてしまうことがあります。

1本200kcal前後のプロテインバーを2本食べれば400kcal。

これは軽い食事1食分のカロリーに相当します。

ダイエット中だからといって安心してプロテインバーを食べ続けると、知らないうちにカロリー過多になってしまいます。

理由3.腹持ちが悪い

プロテインバーは小さくて手軽に食べられる反面、満腹感が続きにくいという欠点があります。

ダイエット中の間食として食べても、1〜2時間後にはまたお腹が空いてしまうことでしょう。

結果的にほかの食べ物にも手を出してしまい、トータルの摂取カロリーが増えてしまいます

腹持ちの良さを求めるなら、ゆで卵や無糖ヨーグルトなど、噛み応えのある食品の方が効果的です。

ダイエット中のプロテインバーの活用法4選

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ダイエット中のプロテインバーの活用法を以下の4つ紹介します。

  • 外出先の応急的な栄養補給に使う
  • 食事前に食べて過食を防ぐ
  • 高カロリーお菓子の代替として使う
  • 1日のタンパク質量が足りない日だけ補助で使う

プロテインバーは使い方次第で、ダイエットの支えになってくれます。

ここからは、日常の中で無理なく取り入れられる具体的な活用方法を紹介していきます。

活用法1.外出先の応急的な栄養補給に使う

外出先で急にお腹が空いたとき、プロテインバーが活躍します。

コンビニのおにぎりや菓子パンに手を出すより、タンパク質が摂れるプロテインバーの方がダイエットには有効です。

バッグに1本入れておけば、空腹でドカ食いしてしまうリスクを減らせます。

ただし、あくまで応急的な使い方として考えることが大切。

毎日の習慣にしてしまうと、ダイエットの妨げになる可能性があります。

外出が長引いて次の食事まで時間が空いてしまうときだけ、プロテインバーを活用しましょう。

活用法2.食事前に食べて過食を防ぐ

食事の30分前にプロテインバーを半分だけ食べることで、過食を防げます。

空腹状態で食事をすると、つい食べ過ぎてしまいがちです。

プロテインバーで軽くお腹を満たしておけば、主食を自然に減らせます

活用法3.高カロリーお菓子の代替として使う

どうしても甘いものが食べたくなったとき、ケーキやチョコレートの代わりにプロテインバーを選びましょう。

ショートケーキ1個が400kcal以上なのに対し、プロテインバーなら200kcal前後

カロリーを半分に抑えながら、タンパク質も摂取できます。

活用法4.1日のタンパク質量が足りない日だけ補助で使う

忙しくて食事が偏ってしまった日は、プロテインバーで不足分を補うのもひとつです。

ダイエット中、筋肉維持に必要なタンパク質量は体重1kgあたり1.4〜2.0gとされています(※1)。

体重60kgの人なら約80〜120gが目安です。

この量に届かない日だけ、プロテインバーを食べるのが有効な活用法です。

タンパク質不足にならないよう、プロテインバーを上手に活用していきましょう。

ダイエット中にプロテインバーを選ぶ4つのポイント

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ダイエット中にプロテインバーを選ぶポイントは以下の4つです。

  • タンパク質は10g以上か
  • 余計な添加物が少ないか
  • 糖質は少ないか
  • カロリーが気になるなら粉末タイプもあり

プロテインバーは種類が多く、見た目だけではどれがダイエット向きなのか判断しにくいものです。

ここからは、選ぶときに押さえておきたい重要な基準を解説していきます。

ポイント1.タンパク質は10g以上か

ダイエット中のプロテインバー選びで最も重要なのは、タンパク質含有量です。

最低でも10g以上、できれば15g以上含まれている商品を選びましょう。

タンパク質が少ないプロテインバーは、代わりに糖質や脂質が多く、ダイエット中にはただのお菓子と大差がなくなってしまうので注意が必要です。

ポイント2.余計な添加物が少ないか

ダイエット中は体への負担を減らすためにも、できるだけシンプルな原材料のものを選びたいところです。

添加物が多いプロテインバーは、腸内環境を乱す可能性があります。

腸内環境が悪化すると、栄養の吸収が悪くなったり、便秘になったりすることも。

ダイエットの効果を最大限に引き出すなら、人工甘味料や保存料、着色料などが少ない商品がおすすめです。

ポイント3.糖質は少ないか

プロテインバーを選ぶときは、糖質の少なさもチェックしましょう。

糖質は少なければ少ないほど、ダイエットの進行を妨げません

目安は、糖質量が10g以下の商品です。

理想は5g以下ですが、美味しさとのバランスを考えると10g以下が現実的なラインです。

ポイント4.カロリーが気になるなら粉末タイプもあり

粉末タイプのプロテインは、主に以下の3種類があります。

  • ホエイプロテイン
  • ソイプロテイン
  • カゼインプロテイン

それぞれの特徴を理解して、自分に合ったタイプを取り入れることで、ダイエット効果をより高めやすくなります。

ホエイプロテイン

ホエイプロテインは牛乳が原料の動物性プロテインで、体に吸収されるスピードが速いことが特徴です。

必須アミノ酸をバランスよく含み、とくに筋肉づくりに大切なBCAAが豊富に含まれています。

水に溶けやすく飲みやすいため、初めてプロテインを飲む人でも扱いやすいタイプです。

運動後30分以内に飲むと、筋肉の回復や成長を効率よくサポートできます。

ダイエット中にホエイプロテインを有効活用したい人は、以下の記事も参考にしてください

ホエイプロテインがダイエットに効果的な3つの理由!ソイプロテインとの違いも解説

ソイプロテイン

ソイプロテインは大豆から作られた植物性プロテインで、ゆっくり吸収されるため満腹感が長持ちしやすいのがポイントです。

イソフラボンや食物繊維も含まれているので、美容面でも注目されています

乳製品が苦手な人や、植物性食品を選びたい人にも向いています。

就寝前や小腹が空いたときに飲むと、腹持ちが良くダイエット中の空腹対策にも使いやすいタイプです。

以下の記事では、ダイエット中のソイプロテインの活用法について詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください

ソイプロテインはダイエットに効果ある?購入前に知ってほしい真実と選び方

カゼインプロテイン

カゼインプロテインは牛乳に多く含まれる成分で、吸収がゆっくり進むのが特徴です。

体内で7〜8時間かけてアミノ酸を供給してくれるため、長時間栄養をキープしたい場面に向いています。

寝る前に飲むと、睡眠中の筋肉の分解を防いで回復を助けてくれます。

カゼインプロテインへの理解をより深めたい人は、以下の記事も参考にしてください

カゼインプロテインはダイエットに効果あり?ホエイ・ソイとの違いと選び方を紹介

ダイエット中でも罪悪感なく食べられる美味しいもの3選

ダイエット中でも罪悪感なく食べられる美味しいものを、以下の3つ紹介します。

  • 枝豆
  • スルメ
  • サラダチキン

ダイエット中でも、ちょっと口が寂しくなる瞬間はありますよね。

そんなときに罪悪感なく食べられる優秀な味方を、ここから紹介していきます。

1.枝豆

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枝豆は低カロリーで高タンパク質な、ダイエットの強い味方です。

塩ゆでするだけで美味しく食べられるので、調理の手間もかかりません。

冷凍枝豆なら保存も効いて、いつでも手軽に食べられます。

小腹が空いたときのおやつや、お酒のおつまみにもぴったりです。

2.スルメ

スルメをイメージできる画像

スルメは噛み応えがあって満腹中枢を刺激してくれる、ダイエット向きの食品です。

よく噛むことで満足感が得られ、少量でも空腹を紛らわせられます

スルメを選ぶときは、味付けが薄いものがおすすめです。

砂糖や調味料がたっぷり使われた商品はダイエットに向かないので避けましょう。

3.サラダチキン

サラダチキンをイメージできる画像

サラダチキンは、コンビニで手軽に買えるダイエットの定番食品です。

1パックで100kcal前後、タンパク質は20gほど摂取できます。

そのまま食べても美味しいですが、サラダにトッピングしたり、スープに入れたりとアレンジも自在です。

プロテインバーに頼らなくても、サラダチキンで十分にタンパク質を補給できますよ

プロテインバーを賢く取り入れて続けられるダイエットを目指そう

プロテインバーを賢く取り入れて続けられるダイエットを目指そうをイメージできる画像

プロテインバーは便利で美味しい反面、糖質やカロリーが多く、ダイエットに向いていない商品もあります

美味しさに惹かれて2本、3本と食べ過ぎれば、軽食1食分を超えるカロリーになることもあります。

だからこそ、タンパク質量・糖質量・添加物の有無などを理解し、本当にダイエット向きのプロテインバーかどうかを見極めることが大切です。

また、どうしても何かを食べたいときは、噛み応えのあるスルメやタンパク質が豊富なサラダチキンなど、罪悪感の少ない食品を選ぶことでストレスを減らせます。

ダイエットは我慢だけで続けるものではなく、プロテインバーや代替食品の選択を工夫することで続けやすくなるものです。

自分の食習慣に合わせて、賢い置き換えや活用法を取り入れていきましょう。
内容の正確性を保つため、以下の信頼できる情報源をもとに記事を作成しています。

※1:スポーツ外傷・障害とウォーミングアップについて考えよう|Sports Doctor

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