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ダイエット後にリバウンドしない方法8選!食事の戻し方や朝昼晩のメニュー例も紹介

ダイエットで目標体重を達成したとき、「もう大丈夫」と油断していませんか。

多くの人が陥りがちなこの思い込みが、実はリバウンドへの第一歩となってしまいます。

ダイエット中の体は省エネモードになっており、急に食事量を戻すと、余分なカロリーを脂肪として蓄えてしまうのです。

リバウンドによってダイエット効果が薄れてしまえば、せっかくの努力も水の泡になってしまいます。

今回は、リバウンドしない方法や食事の戻し方、実践しやすい食事メニューなどを解説します。

本記事を読み終えた頃には、リバウンドへの不安が解消されているのでぜひ参考にしてください。

ダイエット後にリバウンドしない方法8選

ダイエット後にリバウンドしない方法は主に以下の8つです。

  • 甘い飲み物をやめて水やお茶を習慣にする
  • 通勤や移動で階段・徒歩を意識する
  • 空腹時の行動パターンを決めておく
  • 小腹対策に低カロリー食を常備する
  • 週末のドカ食いを避ける
  • 寝る前のスマホ断ちで睡眠の質を上げる
  • コンビニでは高たんぱく・低糖質を選ぶ
  • 外食翌日は軽食+水分でリセットする

せっかくの努力を無駄にしないためには、無理のない習慣づくりが欠かせません。

リバウンドしない方法を見ていきましょう。

方法1.甘い飲み物をやめて水やお茶を習慣にする

ジュースには、想像以上のカロリー(糖分)が含まれています。

もし、ジュースを飲む習慣のある人が水やお茶に置き換えるだけで、1日で数百カロリーをカットすることも容易です。

最初は甘い飲料水が恋しく感じるかもしれませんが、3日もすれば慣れて、ジュースなしの生活でも苦痛を感じなくなるでしょう。

どうしても味のある飲み物が欲しいときは、レモン水や炭酸水、ハーブティーなどがおすすめです。

これらは糖分ゼロで満足感も得られるため、リバウンドしない方法として押さえておきましょう。

方法2.通勤や移動で階段・徒歩を意識する

リバウンドを防ぐためには、日常の中に自然と運動を取り入れることが大切です。

とくに運動の習慣がない人ほど、日々の通勤や移動をうまく活用することで、無理なく体を動かす習慣を作れます。

実際、厚生労働省も健康維持のために「1日60分(約8,000歩)」の身体活動を推奨しています(※1)。

この目安は、わざわざ運動時間を設けなくても、日常生活の中で達成可能です。

たとえば、軽い有酸素運動として、エスカレーターではなく階段を使う、電車を一駅手前で降りて歩くなど、ちょっとした工夫で運動量は大きく変わります。

こうした小さな積み重ねが、運動習慣のない人でも継続しやすく、結果としてリバウンドしない体づくりにつながっていくのです。

方法3.空腹時の行動パターンを決めておく

ダイエット中、突然の空腹に襲われることは珍しくありません。

しかし、何も考えずに間食へ手を伸ばしてしまうと、あっという間に摂取カロリーが増え、リバウンドの原因になります

そのため、あらかじめ「空腹を感じたときの行動ルール」を決めておくことが重要です。

まずは深呼吸を3回行い、コップ1杯の水をゆっくり飲んでみましょう

水分摂取によって一時的に胃が満たされ、空腹感が和らぐことがあります。

それでも収まらない場合は、軽いストレッチや散歩、洗顔、シャワーなど、体を動かすのがおすすめです。

人間の「空腹感」は、実際には空腹ではなく、退屈やストレスによる疑似的な欲求であることも多いためです。

空腹時の行動パターンを決めて間食を避けることが、リバウンドをしない方法としておすすめです。

方法4.小腹対策に低カロリー食を常備する

間食をゼロにするのは現実的ではありません。

大切なのは、何を食べるかです。

ヨーグルト、こんにゃくゼリー、野菜スティックなど、低カロリーで満足感のある食品を常備しておきましょう。

とくに食物繊維やタンパク質を含む食品は、少量でも満腹感が持続します。

小分けにして保存しておけば、食べ過ぎも防げます。

職場のデスクや自宅の見えやすい場所に置いておくと、お菓子の誘惑に負けにくくなるはずです。

適切な間食は暴飲暴食を防ぐため、リバウンドしない方法として押さえておきましょう。

方法5.週末のドカ食いを避ける

平日は食事管理ができていても週末になると気が緩み、つい暴飲暴食してしまう、そんな習慣がリバウンドの大きな原因です。

とくに外食では、味付けが濃く高カロリーなメニューが多いため、知らないうちに必要以上のエネルギーを摂取してしまうリスクがあります。

そのため、週末こそ平日と同じ生活リズムを意識し、あらかじめ行動ルールを決めておくことが大切です。

たとえば、朝食の時間を平日と揃える、外食は週1回までに限定するなど、小さな決めごとがリバウンド防止につながります。

外食で食べ過ぎてしまった場合のリバウンドリスクを下げるためには、前後の食事量を調整することがおすすめです。

週末の過ごし方ひとつで、平日の努力を無駄にせず、安定した体重維持を続けられます。

方法6.寝る前のスマホ断ちで睡眠の質を上げる

リバウンドしない方法として、睡眠の質を高めることも注目されています。

睡眠中に分泌される「レプチン」には、過食を抑える効果があります。

一方で睡眠不足になると、空腹感を強めるグレリンの分泌が増え、食欲のコントロールが難しくなります(※2)。

つまり、睡眠不足の人は太りやすいということです。

実際、睡眠時間が8.5時間の人は、5.5時間の人よりも脂肪の減少量が多いという研究報告もあります(※3)。

とくに寝る直前までスマホやパソコンを見る習慣は、脳を刺激し続けてしまい、睡眠の質を下げる大きな要因です。

就寝の1時間前にはスマホを触るのをやめて、代わりに読書やストレッチ、瞑想などで心身をリラックスさせましょう。

こうした習慣が睡眠の質を高め、ダイエット後でもリバウンドしづらい体型維持をサポートします。

方法7.コンビニでは高たんぱく・低糖質を選ぶ

忙しい日々の中で、コンビニで食事を済ませる機会は少なくありません。

手軽さゆえに、ついカロリーの高い商品を選んでしまいやすいのも事実です。

ですが、選び方を意識すれば、コンビニ食をリバウンドしない方法として活用できます。

ポイントは、高たんぱく・低糖質の商品を選ぶことです。

たとえば、サラダチキンやゆで卵、豆腐、納豆などを中心に組み合わせれば、栄養バランスの取れた食事が可能です。

おにぎりを選ぶなら、具材がしっかり入ったものを、パンならサンドイッチや全粒粉タイプが適しています。

一方で、菓子パンは糖質や脂質が多く、リバウンドの引き金になりやすいため避けましょう。

飲み物は無糖のお茶やコーヒーを基本とし、甘いものが欲しいときはヨーグルトや寒天ゼリーなどを選ぶのが理想です。

コンビニは高たんぱく・低糖質な商品が豊富にそろっているため、正しく選べばリバウンドを防ぐ強い味方になります。

方法8.外食翌日は軽食+水分でリセットする

外食で食べ過ぎてしまうことは誰にでもあります。

大切なのは、その翌日にどう対処するかです。

食べ過ぎた翌日に断食をする人もいますが、逆効果です。

極端な食事制限は、かえって次の過食を招いてしまいます。

また、基礎代謝が低下してリバウンドしやすくなります。

リバウンドしない方法として有効なのが、外食翌日に軽めの食事を心がけることです。

朝はフルーツとヨーグルト、昼は野菜スープやサラダなど、胃腸を休めるメニューがおすすめです。

そして、水やお茶をいつもより多めに飲むこと。

1日2リットルを目安に、こまめな水分補給で体内の老廃物を流しましょう。

「昨日食べ過ぎたから今日は何も食べない」ではなく、「昨日のぶん、今日は軽めにしよう」という考え方が大切です。

翌日にきちんとリセットする習慣さえあれば、外食も罪悪感なく楽しめるようになります。

ダイエット後にリバウンドしてしまう4つの原因

ごはん茶碗を持って笑顔の男性(赤ジャージ・ハチマキ)

ダイエット後にリバウンドしてしまう原因は以下の4つです。

  • 急激にもとの食生活へ戻してしまう
  • 運動を完全にやめてしまう
  • ストレスや反動による過食
  • 睡眠不足や生活リズムの乱れ

ダイエットに成功したのに、数ヶ月後にはもとの体重に戻ってしまった経験はありませんか。

実は、リバウンドには明確な原因があります。

リバウンドしてしまう原因を知ることで、ダイエット後の体重をキープしやすくなります。

原因1.急激にもとの食生活へ戻してしまう

目標体重に達したことで気が緩み、以前と同じ食事量や内容に一気に戻してしまうと、リバウンドのリスクが一気に高まります。

ダイエット中は、摂取カロリーを減らしていた影響で、体の基礎代謝が一時的に落ちています。

つまり、エネルギーを燃やす力が下がっている状態です。

この段階で急に食事量を増やすと、体はそのエネルギーをうまく処理できず、余ったぶんを脂肪として蓄えてしまいます

基礎代謝がまだ回復していない体にとって、以前と同じ食生活は明らかに食べすぎとなり、結果的に体重が戻りやすくなるのです。

せっかく頑張って落とした体重も、維持できなければ意味がありません。

だからこそ、減量後も食生活を見直しながら徐々に調整する意識が、リバウンドを防ぐためには不可欠です。

原因2.運動を完全にやめてしまう

ダイエットが終わった途端、運動を完全にやめてしまう人もいます。

目標を達成したという達成感や、日々の忙しさが重なると、「もういいか」と感じてしまうのも無理はないでしょう。

しかし、運動をやめると筋肉量が落ちてしまい、基礎代謝も下がります

その結果、体脂肪が蓄積しやすくなり、食事をたくさん摂らなくてもリバウンドしてしまうのです。

だからこそ、運動はゼロにしないことが大切です。

たとえば、筋トレなどの無酸素運動を週に1回に減らす、ランニングをウォーキングに変えるといった方法でも問題ありません。

「がんばり続ける」のではなく、「続けられる形に変える」という発想が、リバウンドを防ぐカギです。

原因3.ストレスや反動による過食

厳しい食事制限の反動で、ダイエット後に過食に走ってしまうケースは少なくありません。

「もう我慢しなくていい」という安心感が、歯止めを失わせてしまいます。

また、仕事や人間関係のストレスを、食べることで解消する習慣もリバウンドの要因です。

過食によるリバウンドを避けるには、ストレス解消法を食事以外に見つけることがポイントです。

運動、趣味、友人との会話など、ストレス解消法を複数持っておくと良いでしょう。

原因4.睡眠不足や生活リズムの乱れ

睡眠時間が短いと、食欲を増進させるホルモンが分泌されます。

さらに、満腹感を感じるホルモンは減少してしまうのです(※2)。

その結果、必要以上に食べても満足できない状態に陥ってしまいます。

また、不規則な生活リズムは体内時計を狂わせ、代謝機能を低下させる原因にもなります。

ダイエット後もリバウンドしない方法として、7時間以上の睡眠確保と規則正しい生活を心がけましょう。

質の良い睡眠は、体重管理の要です。

ダイエット後にリバウンドしない食事の戻し方

ダイエット後にリバウンドしない食事の戻し方は以下の4つです。

  • 摂取カロリーは少しずつ増やす
  • たんぱく質中心の食事を意識する
  • 間食はタイミングと内容を工夫する
  • お酒や外食の頻度を見直す

ダイエット成功後の食事の戻し方こそが、リバウンドを防ぐ最重要ポイントです。

正しい食事の戻し方を実践すれば、努力の成果を無駄にすることなく、理想の体型を維持できるでしょう。

1.摂取カロリーは少しずつ増やす

ダイエット中は、摂取カロリーを減らすことで体が飢餓状態に入り、省エネモードに切り替わります。

これは、少ないエネルギーでも生命を維持できるように代謝を落とす、体の自然な反応です。

この状態で、いきなり食事量を元に戻してしまうと、体はエネルギーが手に入ったと判断し、余分なカロリーを脂肪として蓄えようとします

まさにリバウンドの典型的なパターンです。

だからこそ、カロリーの増加は段階的に行うのが基本です。

目安としては、1週間ごとに少しずつ食事量を増やし、体を慣らしていくのが理想的です。

このとき、体重の増減が±1kg以内に収まっていれば、急激な脂肪増加ではなく、水分量や消化物の変動と考えられる範囲です。

体重が多少増えていても心配する必要はありません。むしろ、体がエネルギーに順応している過程と受け止めましょう。

逆に、それ以上の増加が続く場合は、食事量が多すぎて脂肪として蓄積されている可能性があるため、調整が必要です。

焦って元の食生活に戻すのではなく、体の変化を見ながらゆっくりと調整していくことが、リバウンドを防ぐための確かな道筋です。

2.たんぱく質中心の食事を意識する

リバウンドしない方法としてよく挙げられるのが、筋肉量を維持するという点です。

そして、筋肉の維持にはたんぱく質の摂取が欠かせません。

たんぱく質の目安摂取量は、標準体重1kgあたり約1.0gとされています(※4)。

筋肉量の維持や代謝向上を目的とする場合は、やや多めを意識してもよいでしょう。

タンパク質の補給源として、鶏むね肉、魚、卵、大豆製品などを中心に献立を組み立てるのがおすすめです。

たんぱく質は満腹感が持続しやすく、血糖値の上昇を緩やかにし、過食を防ぐ効果が期待できます。

朝食にゆで卵、昼食にサラダチキン、夕食に焼き魚といった具合に、バランスよく配分することがポイントです。

良質なたんぱく質を継続的に摂取することで、リバウンドしづらい体質を維持できます。

3.間食はタイミングと内容を工夫する

ダイエット後も、間食を完全に我慢する必要はありません。

重要なのは「何を」「いつ」食べるかです。

たとえば午後3時ごろに適度な間食をとることで、夕食時のドカ食いを防ぎやすくなるといったメリットがあります。

おすすめは、ナッツ類・ヨーグルト・チーズなど、たんぱく質や良質な脂質を含む食品です。

これらは消化がゆるやかで腹持ちがよく、次の食事まで空腹感を抑えやすくなります。

量の目安は、手のひらにのる程度です。

これくらいなら満足感を得ながらも、脂肪として蓄積されにくい量で抑えられます。

間食はあくまで「空腹をやわらげるための補助」として考えるのがポイントです。

スナック菓子や菓子パンのように、糖質と脂質が多い食品は避けましょう。

一時的な満足感はあっても血糖値が乱高下し、逆に食欲が刺激されやすくなります。

間食を控えるのではなく、うまく付き合うことがリバウンドを防ぐカギです。

計画的な間食習慣を持つことで、空腹によるストレスも減り、自然と体型維持につながります。

4.お酒や外食の頻度を見直す

アルコールは食欲を増進させたり、判断力を鈍らせたりするため、リバウンドの大きな要因です。

完全に断つ必要はありませんが、週2〜3回程度に制限することが賢明です。

飲む際は、糖質の少ない焼酎やウイスキーを選び、おつまみは枝豆や冷奴など低カロリーなものにしましょう。

外食も同様に、週1〜2回程度に抑えることが理想的です。

外食時は、サラダから食べ始める、揚げ物は避ける、ご飯は半分残すなどの工夫が必要になります。

自宅での食事を基本とし、外食は特別な機会に限定することで、カロリーコントロールがしやすくなります。

リバウンドしない食事メニュー例

ダイエット後の食事で悩む人は多いはずです。

何を食べればリバウンドしないのか、具体的なメニューを知りたいという声をよく聞きます。

ここでは、1日を通して実践できる食事例を時間帯別に紹介していきます。

特別な食材は必要なく、スーパーやコンビニで手に入るものばかりです。

これらのメニューを参考に、自分の生活スタイルに合わせてアレンジしてみてください。

朝食:高たんぱく+炭水化物控えめが基本

朝は睡眠中に下がった体温と代謝をゆるやかに引き上げるタイミングです。

この時間でのたんぱく質の摂取は、筋肉の分解を防ぎやすいとされています。

一方で、朝から炭水化物を摂りすぎると血糖値が急上昇し、脂肪として蓄積されやすくなるリスクが高まるので注意が必要です。

炭水化物はエネルギー補給として控えめに取り入れるのが基本です。

人気のある朝食例としては、目玉焼きとブロッコリーサラダに玄米おにぎり1個を添えた和食スタイル。野菜からビタミンも摂れるため、栄養バランスにも優れています。

また、納豆と豆腐の味噌汁に焼き鮭を合わせた定食スタイルも、高たんぱく・低炭水化物のバランスがとれており、満足感も得られます。

なお、朝食を抜くと昼食時に空腹から食べすぎやすくなるため、栄養バランスのとれた朝の習慣を継続することが、リバウンドを防ぐ第一歩です。

昼食:主食・主菜・副菜をバランスよく摂る

お昼は1日の中でも活動量が多い時間帯にあたるため、主食・主菜・副菜のバランスを意識して食事したいところです。

とくに、たんぱく質と野菜をしっかり摂ることで、血糖値の安定や間食予防にもつながります。

おすすめのメニュー例は、鶏胸肉のグリルに玄米ご飯、ほうれん草のおひたし、きのこの味噌汁を組み合わせた定食スタイル

また、サラダチキンと野菜をたっぷり使ったボウルに雑穀米を添えるメニューも、手軽で栄養バランスに優れています。

これらの食事をベースにすれば、満足感を得ながら無理なく続けられる昼食習慣を築けるはずです。

夕食:消化のいい軽めのメニューを選ぶ

夕食は、就寝の3時間前までに済ませるのが理想的です。

夜は代謝が落ちる時間帯のため、消化に負担の少ない軽めのメニューを心がけることで、リバウンドを防ぎやすくなります。

たとえば、豆腐ハンバーグに温野菜を添えた一皿や、白身魚の蒸し物と野菜スープの組み合わせがおすすめです。

炭水化物は控えめにし、摂るとしても茶碗3分の1程度に抑えるようにしましょう。

ダイエット後は揚げ物や脂っこい料理は避け、調理法は「蒸す・煮る・焼く」が基本です。

量を控えめにしながらも、満足感を得るために、よく噛んでゆっくり食べることも忘れずに実践しましょう。

間食:空腹を抑える低カロリーおやつ

適度な間食はリバウンド防止に役立ちます。

空腹時間が長くなると、次の食事で一気に食べすぎてしまうリスクがあるからです。

おすすめは、無糖ヨーグルト100gとアーモンド10粒程度の組み合わせ。

ヨーグルトはたんぱく質と乳酸菌が豊富で腹持ちが良く、腸内環境の改善にもつながります。

アーモンドは良質な脂質が含まれており、よく噛むことで自然と満腹感を得られます。

理想のタイミングは午後3時頃

エネルギーが落ちやすい時間帯に補うことで、その後のドカ食いを防ぎやすくなり、リバウンドしない習慣づくりにつながります。

外食:太りにくいメニューの選び方

外食は太るイメージを持たれがちですが、メニューの選び方を工夫すれば、体型維持は十分可能です。

おすすめは、焼き魚定食やサラダボウルなど、たんぱく質と野菜がしっかり摂れるメニュー

イタリアンならトマト系のパスタ、中華なら青椒肉絲といった、油の少ない料理を選ぶのがコツです。

どんなジャンルでも、まずサラダから食べ、ご飯や麺類は少量にとどめることを意識しましょう。

量より質を重視した選択が、リバウンドしない外食習慣をつくります。

ダイエット後にリバウンドする人としない人の差

口元に手を当てて悩んでいる女性の画像

ダイエット後にリバウンドする人としない人の差は、大きく以下の3つです。

  • ダイエット後の食事を怖がらないか
  • 体重チェックを継続しているか
  • 短期集中型か長期継続型か

同じダイエット方法を実践しても、リバウンドする人としない人に分かれます。

両者の違いは、ダイエット後の行動や考え方にあります。

違いを理解し、自分の生活に取り入れることで、理想の体型を長期的にキープできるようになるでしょう。

ダイエット後の食事を怖がらないか

リバウンドしない人は、ダイエット後の食事を必要以上に怖がることがありません。

食べることを避けるのではなく、バランスよくしっかり食べることで、代謝を維持しながら体型を保っています

一方で、リバウンドする人の多くは「食べたら太る」という不安にとらわれ、極端な制限と暴食を繰り返してしまいがちです。

栄養が偏った食生活を続ければ、筋肉は落ち、代謝も戻らないまま。

結果的に、少し食べただけでも太りやすい体になってしまいます

本当に大切なのは、ダイエットが終わったあとも、体のために「必要な栄養を、必要なだけ」摂ることです。

怖がって食事を避けるのではなく、正しく食べることが、リバウンドしない体づくりにつながります。

体重チェックを継続しているか

リバウンドを防いでいる人に共通するのは、自分の体の変化に敏感であり続けている点です。

その代表的な習慣が、毎日の体重チェックです。

体重を毎日確認していれば、わずかな増減にもすぐに気づけます

仮に体重が少し増えたとしても、早めに軌道修正すれば、無理なくもとに戻せます

一方で、体重チェックをやめてしまうと変化がわからなくなり「気づいた頃には3kg、5kgと増えていた」というケースもあるでしょう。

さらに見逃せないのが、体重が増えると基礎代謝も少しずつ上がるため、必要とするエネルギー量が増します。

そうすると、無意識のうちに食事量も増えやすくなり、気づかぬうちに「太りやすい生活」が定着してしまうのです。

記録の方法は人それぞれ。

毎日体重計に乗る、週に1回全身を鏡でチェックする、食事内容をアプリに記録するなど、手軽に始められる方法から取り入れるのがおすすめです。

自分に合ったスタイルで続けることが、リバウンドしないための土台になります。

短期集中型か長期継続型か

短期間でリバウンドしてしまう人に多いのが、2週間で5kg、1ヶ月で10kgといった無理な目標を立て、極端な食事制限に取り組んでしまうパターンです。

急激なダイエットを行うと、体は飢餓状態に入り、省エネモードで代謝が下がります。

その状態でダイエットを終えると、摂取したエネルギーを過剰に脂肪として蓄えようとする働きが起こり、あっという間にリバウンドしてしまうのです。

そのため、痩せたスピードと同じ速さで体重が戻ることも珍しくありません。

一方、リバウンドしない人は、月に1〜2kgといった無理のないペースで減量し、そのままの生活習慣を継続しています。

「焦らず、着実に、自分のペースで」、この考え方こそが、リバウンドしないための王道ルートといえるでしょう。

ダイエットでリバウンドしない方法は日常習慣の中にあった

リバウンドするかどうかは、日頃の選択の積み重ねで決まります。

甘い飲み物を水に変える、階段を使う、睡眠の質を高めるなど、こうしたリバウンドしない方法を積み重ねることが大切です。

一方でダイエット後に、食事を急激に戻すとリバウンドのリスクが高まるので注意しましょう。

大切なのは、短期的な結果を求めるのではなく、長期的な視点で取り組むことです。

ぜひ本記事を参考に、リバンドしない方法を日常に取り入れて、健康的なダイエットを目指してください。

内容の正確性を保つため、以下の信頼できる情報源をもとに記事を作成しています。

※1:健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023|厚生労働省

※2:その肥満、睡眠不足が原因かもしれません…|けんぽだよりWeb(全国健康保険協会)

※3:Insufficient sleep undermines dietary efforts to reduce adiposity - PMC

※4:1日に必要なたんぱく質の量 体重の数字×1.0g|富山赤十字病院

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